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Dec

【オーナーBLOG.4 ダイヤモンド選びについて(後編)】

こんにちは!オーナー藤原です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

第4回目のオーナーブログは、ダイヤモンドの評価基準「Cut」についてです。

有難いことに、12月は多くのお客様に「William-Lenny Diamond」(以下WLD)お選びいただきました。

キラキラの輝きは、きっと彼女さまを笑顔にしたことでしょう。プロポーズ大作戦、成功おめでとうございます!

 

【Cut(カット)】
「4C」評価における「カット」とは、世界中ほぼすべてのジュエリーショップに並び、皆様が目にしている、約100年前に考案された理想とされる形「ラウンドブリリアントカット」に対しての整合性を判断したものであり、理想的とされる形に近いかどうかを評価します。(研磨や対称性も評価します)そして、「エクセレント」「ベリーグッド」「グッド」という様に鑑定書に記載されます。そして、多くのジュエリーショップでは「エクセレントカット」が最上級のカットと説明されると思います。

しかし、ここで重要なのは「Cut」の評価には「輝き」という項目がないことです。あくまでも「理想のカタチ=エクセレント」なのです。WLDは「輝き」のために、この伝統的なエクセレントカット(形)を基本にしてカタチを改良したダイヤモンドです。したがってWLDは「エクセレント」という評価にはなりません。

Carat+Color+Clarity+新たなCut(Crown-K-Cut)でWLDの品質は保証されています。

それでは、この新たなCutについてご説明します。

WLDはなぜ輝くのか?
それは、「Crown-K-Cut」により計算された角度やカタチによって、ダイヤモンド内部で反射して戻る光の漏れを無くしたことです。いわゆる光の全反射ですね。

これにより、ダイヤモンドの端から端まで「強い輝き」を生み出します。

端から端まで光ることで、実際のカラット数より大きく見えます(実寸でも大きいです)目玉焼きに例えると、輝きの弱い白身の部分をカットの改良によって強くしたことになりますね。

次にこの画像(ダイヤモンドスパーク)をご覧ください。〇で囲んだ部分がダイヤモンドを上から眺めた外周です。

「トリプルエクセレントカット」

「William-Lenny Diamond」

日本で最も信頼される宝石鑑定機関のひとつ、中央宝石研究所の「ダイヤモンドスパーク」は特殊な条件の下で観察されるもので、通常感じることの出来ないダイヤモンドから出る光を可視化したものです。四方八方に広がった光を映像化したものを見ることができます。ダイヤモンドスパークではさらに輝きの美しさに影響を与える、光のシンメトリー(対称的に輝くかどうか)、光の広がり方(輝きがどの程度四方八方へ広がるか)も見ることができます。トリプルエクセレントとウィリアム・レニーダイヤモンドの反射や明るさの違いがよくわかりますね。まさに一目瞭然です。


左)WLD
右)一般的なダイヤモンド

端から端までしっかりと輝いているのが分かると思います(白い部分が多いですよね)

私がいつも言う『WLDは「4C」という評価だけでは語ることはできない』という事が分かっていただけたでしょうか。

誰がなんといおうと、ダイヤモンドは輝きです。WLDは「白く強く」輝き、そして迫力が違います。その違いは一目でわかるほどです。

生涯一度きりのダイヤモンドは、ショーケースの中から「4C」だけで選ぶのではなく、まずは私の話を聞いていただき、そして色々な角度からWLDを観察してください。その上で、是非とも色々な石を見てお客様ご自身が「きれいっ!」と思った運命のダイヤモンドに出逢っていただきたいと思います。

WLDはいわゆる「ブランド」的なダイヤモンドではございません。大切なプロポーズを回転寿司のお店でしないのと同じで、「ほんの少し」だけ高価だと思ってください。ご予算に合わせてご提案させていただきますので、ご安心ください(WLD+デザイン枠で12万円位から)大切なのは気持ちなのは言うまでもありませんよね。

最後になりますが、私がいつもWLDの魅力を伝えるときに思い浮かべる、Crown-K-Cut発明者のJohn.Y.Kodama氏の言葉を紹介します。(一部抜粋)

機械ではなくて、人間の手でなのです。凄いことです。ダイヤモンドを美しく輝かせるために、どれほど大変な仕事なのか・・。コンピューターに数値を打ち込み、ダイヤモンドをカットしても輝きません。WLDは原石から見極め、ダイヤモンドと対話しながら、最高に輝くダイヤモンドに仕上げていきます。WLDは他を犠牲にしてまで、*ブリリアンシーが強くしています。ダイヤモンドは白く輝くのが一番大事というのがWLDの基本です。そして直径での「カラット」これはCrown-K-Cutでは大切なポイントです。重さではなく、Cutの直径で明るさを表示したいです。アイディアルカット(ダイヤモンドの理想的なカタチ)とWLDを同じ重さの場合、直径の比較をいつも心がけてください。直径の大きなWLDの方が大きいし明るいという点で、優位性があります。この直径の力を見せてあげてください。

*ブリリアンシー
ダイヤモンドの輝きを創出する要素の内の一つ。他にシンチレーション、ディスパージョンがあります。ダイヤモンド内部で反射されて戻ってくる、強い白色光のこと。最高級カットと言われる「トリプルエクセレントカット」が円の中心部が最も白く輝くのに対し、WLDは円全体から白色光を放つので、白い(輝く)範囲が大きく見えます。

 

 

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