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Dec

【オーナーBLOG.3 ダイヤモンド選びについて(前編)】

こんにちは!オーナー藤原です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

先日、ご来店いただいたプロポーズをご検討中の彼氏様。

一通りお話して、ダイヤモンドのご説明をしようとしたときに、

『よく分からなかったけど「4C」の説明されてきましたー』とのこと。ジュエリーショップで接客を受ける際、ほとんどのお店で「4C」の説明をされることと思います。

「4C」とは、「CARAT(重量)」「COLOR(色)」「 CLARITY(透明度)」「 CUT(研磨)」。この4つのCによってダイヤモンドの価値(価格)が決められます。

言ってみれば、ダイヤモンドの通信簿のようなものです。

「4C」を無視するわけではありませんが、私のお店では「4C」の説明よりも、実際にダイヤモンドを先に見てもらっています。

それは、ダイヤモンドの本質は「輝き」にあると思っているからです。

「4C」に拘ることなく、お客様ご自身の目で見て美しいと思ったダイヤモンドを選んで欲しいと思っています。

実際、KIORIが誇る「Crown-K-Cut」が施された世界一明るい「William-Lenny Diamond一目で違いが分かるほどの「強い輝き」は「4C」だけでは語ることはできません。

私が大好きな宝石ダイヤモンド💎初めて「William-Lenny Diamond」(ウイリアムレニー・ダイヤモンド)を見た時の衝撃は今でも忘れません。袋からダイヤモンドを出すたび毎回感動して「キレイだなー」と思わず言ってしまいます。

WLDは「4C」だけでご説明することはできませんが、「4C」はダイヤモンドを選ぶ際の目安になりますし、必要に応じてご説明しています。

それでは私の考えが存分に入った「William-Lenny Diamond」の4Cをご説明いたします。

これから、彼女に贈る婚約指輪のダイヤモンドを選ぶ際の参考になれば幸いです。

 

【Carat=カラット】ダイヤモンドの重さで、大きさではありません。1カラットは約0.2グラムです。若い女性が今もさわやかに着けられて、年齢を重ねても自信を持って着けられる0.20カラット前後から0.25カラットくらいまでを、ご予算や彼女様の雰囲気からご提案しています。因みに「William-Lenny Diamond」同じカラット(重さ)であればダイヤモンドの直径は大きくなるようにカットされています。並べると一目瞭然です。4Cの中で一番見た目でわかるCですね。

【Color=カラー】ダイヤモンドの色味。等級があり、DからはじまりZまで13段階で表されます。一般的にはD~Fは無色、G~Jはほぼ無色、それ以降は見た目でも段々と黄色味を帯びるのが分かってきます。DからJまでは、横に並べて比べない限り、ぱっと見で違いを感じることはできないと思います。特に「William-Lenny Diamond」では強い輝きを伴い、実際のカラーを忘れるくらい白く輝きます。

【Clarity=クラリティ】ダイヤモンドの内包物(キズではありませんよ)の評価。大きさやその内容によってこちらも大きく5段階に分けられます。「FL,IF」は無傷を意味しますが、一般的にはその下のVVS、VS、SIと続きます。それぞれに1,2の数字がつき、VVS1やSI1と表されます。VVS=very very slightlyは「ものすごく僅かな欠点」VSはvery が一つなくなり「すごく僅かな欠点」そしてSIはさらにveryがとれて「僅かな欠点」。ここで一つ重要なことがあります。この等級を決めるのは肉眼ではありません。10倍に拡大したルーペで見て等級を決めているのです。わたしもGIAの勉強のとき、顕微鏡を使ってたくさんのダイヤモンドを見て判断していました。SI以上のダイヤモンドについては、「ダイヤモンドの表情の違い」くらいに考えてください。

以上です

これでは「3C」じゃないか。という声が聞こえてきそうですが、

「William-Lenny Diamond」にとって、最後のC「Cut=カット」はとても重要なことでもあり、長くなりますので・・・。

次回。後編に続きます❗